卵子のこと

03.卵子の数は減っていく③

卵子の数は減っていく③

卵子は、2つの卵巣の中で卵胞に包まれた状態で蓄えられています。卵巣で眠っている卵子は「原始卵胞」と呼ばれ、目には見えないほど小さなものです。その原始卵胞は生理周期とは無関係に起きてきて、若いときは1日平均30~40個、月に1000個ほどが育ち始めます。ほとんどはすぐに消えてしまいますが、ごく一部が数カ月かけて18~20mmほどの目に見える大きさになります。
その中からたった1つが卵子として成熟し、月1回の周期で卵巣の壁を破って外に飛び出します。これが「排卵」です。排卵する卵子が決まると、他の卵子はすべて消えてしまいます。
年齢とともに卵子の数が減っていますから、卵巣で起きてくる卵子も少なくなり、最後の段階まで生き残る卵子もわずかとなってしまいます。
この現象によって年齢とともに妊娠しにくくなっていくというわけです。
子どもを望んでいるかたは一度ライフプランライフプランを作ってみてはいかがでしょうか。将来のことを見据えて自分のカラダと向き合いながら「子を産む」ということを考えることができるかもしれません。

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