妊娠のこと

01.赤ちゃんのもと

赤ちゃんのもと

卵子と精子が出会い、新しい命が芽生えます。
ですから、卵子と精子はいわば「赤ちゃんのもと」。卵子の大きさは0.1mm、精子はもっと小さくて目には見えないほどです(0.06mm)。
たった1個の卵子とたった1個の精子が結びつくことを「受精」と言います。「勃起と射精」の項目でもお伝えしたように、一度の射精で放出される精子は2~3億個。その99%は子宮に到達する前に死滅し、卵子の目前までたどり着ける精子はおよそ数十~数百個と言われています。
精子は3~4日の寿命がありますが、卵子は排卵後24時間しか寿命がありません。しかも特に受精しやすいのは、6~8時間です。
小さな卵子と精子が結びつく「受精」には、壮大なドラマが繰り広げられているというわけです。

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